本記事では、ミッドジャーニーの機能とChatGPTのプラグインであるPhotorealisticの組み合わせによる画期的な進展について解説します。
PhotorealisticとChatGPTの組み合わにミッドジャーニーの活用により、テキストからリアルな画像の生成が可能となり、情報伝達の幅が大きく広がります。この技術の使い方から特徴、料金プランに至るまで、詳細にわたってご紹介します。
- ChatGPTのプラグインPhotorealisticとミッドジャーニーの基本的な概念と機能
- Photorealisticプラグインのインストール方法と使い方
- ミッドジャーニーの特徴と活用法、プランの詳細
- ChatGPTとPhotorealisticプラグインの組み合わせによる創造的な可能性
ChatGPT×Photorealisticで扱いやすくなったミッドジャーニー
ミッドジャーニーとは?初心者向け解説
ミッドジャーニーは、AI技術を駆使して、手軽にイラストや絵を生成することができるサービスです。
利用者があらかじめ入力したテキストやイメージに基づいて、AIが独自のアート作品を創り出します。
簡単な操作で、あなたのアイデアをビジュアル化することが可能です。ただし入力可能なテキストは英語のみです。
また、ミッドジャーニーはSNSやDiscordなどのプラットフォームとも連携が可能で、さまざまなコミュニティで話題となっています。特にゲームやアニメのファンには、オリジナルキャラクターや背景を創作する際の参考になるでしょう。
AI技術が飛躍的に進化する中、画像生成サービスはこれからもますます発展していくことでしょう。
テキストから画像生成ができるAIであるが、テキストは英語のみ可
ChatGPTでの画像生成の新時代
ChatGPTは、テキストベースの人工知能であり、その主な機能は自然言語処理です。
しかし、その機能をさらに拡張する新たなプラグイン「Photorealistic」を使用すると、ChatGPTは単なるテキスト生成ツールから、リアルな画像を生成するツールへと進化します。
これにより、ユーザーはテキストだけでなく、視覚的な情報も取り入れることが可能になります。
これは、情報伝達の幅を大きく広げるものであり、新たな可能性を秘めています。
テキストを生成するのみで画像生成はできない。
プラグインであるPhotorealisticを使うことによりミッドジャーニーのプロンプトが簡易になる。
Photorealistic ChatGPTの使い方とインストール方法
Photorealistic ChatGPTの使い方は非常に簡単です。
まず、ChatGPTのプラグインページからPhotorealisticプラグインを選び、インストールボタンをクリックすると、プラグインが自動的にインストールされます。
プラグインストアにて該当プラグインを検索し、インストールすることで使用可能になります。
その後、対話の中で画像を生成したい場合、特定のプロンプトを入力します。
すると、ChatGPTはそのプロンプトに基づいてリアルな画像を生成し、それを出力します。
ミッドジャーニーのプロンプトを実際に書いてみる。
Photorealisticなしの場合、ミッドジャーニーが英語対応のため、日本語を英訳します。
英訳そのままをミッドジャーニーのプロンプトとします。
森の中で少女が笑ってこちらを見ている。プロカメラマンが撮ったようなリアルな写真
Photorealisticありの場合、ChatGPT4.0でプラグインの中からPhotorealisticをONして日本語のプロンプトを入力します。
以下のように2つのミッドジャーニーのプロンプトが生成されました。
Photorealisticなしの英訳文章そのままのプロンプトでミッドジャーニーが生成した画像です。
次にPhotorealisticをONにしてChatGPTで生成したミッドジャーニーの画像です。
プロンプトの比較表です。Photorealisticを使用することにより”プロカメラマンが撮ったようなリアルな写真”というプロンプトに対し、カメラの種類やレンズ、解析度やシャッタースピードが盛り込まれました。アスペクト比は指定しておりませんが、Photorealisticは日本語でサイズを指定すればミッドジャーニーが認識できるプロンプトを生成します。
Photorealisticなし(Google翻訳) | A girl in the woods is smiling and looking at me. Realistic photos that look like they were taken by a professional photographer |
Photorealisticあり Prompt Option 1 | A young girl laughing in the forest, looking towards the viewer, photography, Nikon D850 DSLR camera, AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G lens, Resolution 45.7 megapixels, ISO sensitivity: 64, Shutter speed 1/200 second, natural forest lighting, vibrant green and earthy tones, shot with a professional touch, high sharpness, depth-of-field, ultra-realistic photography –ar 16:9 –v 5.1 –style raw –q 2 –s 750 |
Photorealisticあり Prompt Option 2 | Smiling girl amidst the woods, captured in a candid moment, photography, Sony Alpha a7 III Mirrorless camera, FE 70-200mm f/2.8 GM OSS lens, Resolution 24.2 megapixels, ISO sensitivity: 100, Shutter speed 1/250 second, soft dappled sunlight filtering through the trees, natural and lively colors, composition focusing on the girl’s joyful expression, high-resolution, photo-realistic –ar 16:9 –v 5.1 –style raw –q 2 –s 750 |
ミッドジャーニーのプロンプトは英語の文章になっていないことがわかります。このコマンドを調べたり探す手間がPhotorealisticのより無くなり手軽にミッドジャーニーが利用できるようになりました。
このプラグインは無料で提供されており、誰でも簡単に利用することができます。
プラグインは無料だけど、プラグインを使用するにはGPT4.0(有料で月20ドル)出ないとと使えないのよ
ミッドジャーニーの特徴と活用法
ミッドジャーニーは、ChatGPTと新たなプロンプトを投入することで、自由に操ることが可能になります。
ミッドジャーニーを活用する際には、その特性を理解した上で、適切なプロンプトを選ぶことが重要です。
また、Photorealisticプラグインを使用することで、ミッドジャーニーのプロンプトをより直感的に、そして視覚的に操作することが可能になります。
ミッドジャーニーは英語しか対応していなかったので苦労したよ
なかなか上手くいかなかったもんね
のポイント
日本語の入力でミッドジャーニーのプロンプトへ変換できる。
文字だけでなくサイズやズームもプロンプトに反映できる。
ChatGPTはプラグインによりパワーアップ
ChatGPTは、その単体でも非常に強力なAIですが、プラグインを使用することでその機能をさらに拡張することが可能です。
例えば、Photorealisticプラグインを使用することで、ChatGPTは単なるテキスト生成ツールから、リアルな画像を生成するツールへと進化します。
このように、プラグインを使用することで、ChatGPTはさらに多様な用途に対応することが可能になります。
ChatGPTはテキスト生成AIだから画像や音声、動画の生成はできないけど、プラグインを導入することで可能になるのだ。
ChatGPT×Photorealisticでミッドジャーニーは高度な画像生成が可能に
ミッドジャーニー画像生成の進化と創造力の拡充
ミッドジャーニー画像生成は、ChatGPTとPhotorealisticプラグインを組み合わせることで新たな画像生成の形態となります。
これにより、ユーザーは対話の途中で新たな視点や情報を取り入れることが可能になります。
この能力により、ユーザーは自分の創造力をさらに拡充することが可能になります。
デザイナーやアーティストは、自分のアイデアをテキストで表現し、それをリアルな画像に変換できます。
このプロセスは、アイデアのビジュアル化を迅速に行うことができるため、創造的なプロセスを加速します。
ChatGPT×Photorealisticを使用したミッドジャーニー生成画像のギャラリー
ミッドジャーニーの無料プランと有料プラン
ミッドジャーニーの機能は、無料プランと有料プランの2つの形態で提供されていました。
しかし現在は有料プランのみとなりました。料金は月額10ドルからとなっており、プランによって利用できる機能が異なります。
このように、ミッドジャーニーは、ユーザーのニーズに合わせて選べるプランを提供しています。
ChatGPT×Photorealisticでミッドジャーニーで画像生成をしてみた感想
ミッドジャーニーは無料で使用することはできませんが、画像のクオリティは画像生成AIの中ではNo.1であると思いますが、プロンプトが煩わしい弱点がありました。
しかしPhotorealisticにより確実に扱いやすくなりました。
PhotorealisticはChatGPTの有料版であるGPT4.0出ないと利用できませんが、画像生成を本格的に楽しみたい方には有用なツールであることは間違いないですね。
まとめ
- Photorealisticプラグインにより、ミッドジャーニーのプロンプトの扱いが容易に
- ChatGPTはテキストからリアルな画像を生成するツールへ進化
- Photorealistic ChatGPTの使い方は簡単で、無料で利用可能
- ミッドジャーニーを活用する際は、特性を理解し、適切なプロンプトを選ぶことが重要
- プラグインによりChatGPTはさらに多様な用途に対応可能
- ミッドジャーニー画像生成は創造力の拡充を可能にする
- ミッドジャーニーの無料プランは廃止され、有料プランのみ提供
- 月額10ドルからの料金設定で、プランによって利用できる機能が異なる